まず、久しぶりのブログですが、復活等々の近況はまた別途報告するとします。
今回は、毎年のこの時期に開催される、弁理士会近畿支部「弁理士の日」の記念事業講演会に行ってきましたので、その記事でも。
数年前に弁理士になるべく、勉強していた時期(結局、弁理士にはなっていないのですが、、)があり、その時期に登録していたサイトから未だにセミナー関連のメールは受け取っているのです。実は、近畿支部はなかなか面白い講演を組むことが多く、毎年ではないものの、隔年くらいには聞きに行っていました。
今年のテーマはずばり、「ロボットと共に歩む近未来社会」。ロボットの企画の仕事をしていたのはもう10年くらい昔になりますかね。あの当時から、サービスロボットというのは盛んに言われていましたが、お掃除ロボットとか、セグウェイなどのパーソナルモビリティ、HALなどの装着型ロボットと爆発的とまではいかないまでも、徐々にマーケットとしては広がりだしているのかなとも思ったりします。
テレビによく登場する千葉工大の古川先生は講演が面白いことで有名ですが、その噂に違わず面白い講演内容でした。何百枚もスライドを用意しながら、その中からチョイスした数枚しか使わないという技(ワザ)を見ることができました(笑。
FAなどの工業用ロボットからサービスロボットへという系譜の中には、日本として誇れるサービス設計と、高齢化社会を先進国の中で先んじて突入している現実を鑑みて、ロボットからライフイノベーションという形を経産省を中心によく絵として描かれます。数年前までは絵に描いた餅のような印象でしたが、自動車業界を中心として自動運転技術、パーソナルモビリティというところが現実となってくると、ここ数年で大きなイノベーションが起こるように思います。その社会の転換の中で、医療というのがどういう形で入っていくのか。IoTというインフラの中に、うまく各種情報をコンフィグレーションしていくような医療のサービスというのができるのじゃないかなと、、モヤモヤながらも思ったりします。
分野は少し違いますが、技術の面白さとしてはいろんなツボを押された講演会でした。